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Update:2020.06.02

そして生まれました…

わたしだ。

前略。

生まれました。

(略しすぎ)

でかいでかいと脅されて、いざ生まれてみたら、

50センチ、3460グラムでした。普通やん。

(いや、充分でかい)

なんかわたしの子宮はめちゃくちゃ分厚いらしく、麻酔が効いてドキドキと手術台でふんじばってたら、電動メスが最初全然切れなくて先生がなんだ?なんだ?って言ってて、普段使ってるメスのパワーの設定は大体
33〜35らしいんですが、40
以上じゃないと切れないぞっ、切れ味落ちたのか?て言ってて、縫合の時に、違う、電動メスが悪いんじゃない、この子宮がめちゃくちゃ分厚いんだ!

それにしても、なんて分厚さだーって言われて、エエエッ?なんかすみません!って言ったら、

いや、悪いことではありませんよーとか言われながらそれが何を意味するのかはわからないまま腹は閉じられた(*´Д`*)笑

分娩能力ゼロなのにそんな立派な子宮もってたのかー、

なんでやねん。笑

妙に子宮周りがカッチカチで恥ずかしい。

電動メスで切れろや!笑

手術中は痛さはわからないけど意識はあって、見えないように目隠しがかかってるけど、影で定規でまっすぐ引いた線を切っているのがわかった。

(切りにくそうだった)

可愛いナースさんが応援してくれて状況を説明してくれて、今もうすぐ赤ちゃんが出てきますよーと言われて、わーいと思った時何故かクシャミが二回出て、手術に影響したらどうしようってヒヤリ!

(誰か噂していたに違いない)

演奏中でもクシャミはリズムが狂うから要注意で、絶対リズムに合わせてやんなきゃものすごいタイミングとかおかしくなるから超気をつけてるんだけど、こんな、メス使ってるとこにクシャミなんて命に関わるやん!終わりやん!と思ったら、あら、ディスイズナッシング、麻酔してるとこんなにクシャミの勢いって消されるのねー
…と思った瞬間に、

ゲボッ!ガラガラガラ!

ガラガラガラガラ!

ガラガラガラガラ

ガラガラ…うわー…

…ウワーーーーーー!!!!

みたいな泣き方で赤ちゃんが出てきたシルエットが見えた。

泣き声おかしくねぇか?


そしてすぐにナースさんが見せに来てくれた。

赤ちゃんとの初対面は、パンチパーマで眉なしでデコッパチがシャウトする顔だった!笑

血を拭いて隣の部屋で待つ夫のところへ連れて行かれるデコッパチ。

それにしても夫は感動していた。

ナースの方々に、旦那さん、まるで自分が産んだみたいな顔して滝のように泣いてたわよーって言われて妙に恥ずかしかった。笑


麻酔は夕方には切れて、ハラキリの痛さが現実味を帯びて、でも、あんなに可愛いオデコちゃんとこれから過ごせると思ったらね!こんな痛さ、

こんな痛さ…

ぐ…グオオオ…

イッテェなぁオイ!笑

頑丈な子宮が元の大きさにハデに収縮する痛さとハラキリの痛さを感じつつ、そこに新たな急患の人が断末魔の叫びをあげつつ、また新たな生命の誕生に感動しつつ、笑、夜は更けていきました。


それでも、病院の方針で、麻酔が解けたら翌日からなるべく動いて欲しいと言われていたので、仕方なく朝、部屋の中をウロチョロ歩いていたら、ナースさんにめっちゃびっくりされて、

あの、動くってベッドの上でって意味ですよ?

立つのは明日ですよ!

って言われた。笑

だからスケジュールが丸一日巻いてしまいました。笑

まじ、アメリカのドラマとかで、病院で目覚めてすぐさまに点滴とかを取ってふらふらになりながら逃げたりしてるけど、あれは完全にフィクションやな、無理やな、って悟りました。笑


浮腫むのを防ぐために一晩中足にマッサージ機つけてもらったり、お昼にはスチームフットバスつけてもらったり、なんだかとっても優しい病院で、紹介してくれた姉貴に感謝です。

そして無論キンチョーして、手術後にガスが出たら教えてくれという件については可愛いナースさんにどうやっても言い出せなかったけど、トイレの帰りとかにナースさんは待ってくれていてそっと聞いてくれてポッとしました。

(うるせーよ)

赤ちゃんが泣いていると、自分の子だけわかるというのは本当だったなぁ。

沢山いてもわかるなぁ。

うちの子他の子よりだいぶ声出てるな。笑

そんなんで、

今日の昼は赤ちゃんとちちくりあって過ごして、腹なんて無傷かの如く抱っこしてウロチョロしてるところに、森永ミルクの人がやって来て鬼の形相でミルクの良し悪しを熱く語られ、笑

厳しい手つきで哺乳瓶の持ち方を指導され、

どうしてこういう女性向けのお仕事をなさってる方の髪型はクスダエリコさんカットなのか疑問は尽きぬ中、赤ちゃんは夜過ごす部屋へと帰っていき、

夜はおもゆとお味噌汁とお茶をいただき、

今点滴なうです。

無限に点滴と注射を打たれるけど、ナースの皆さまが手練れ過ぎて、全然ダイジョブ。

まじでうるさくて迷惑じゃなかったら一生ずっと医療従事者の方々に拍手してたいわぁ。

神さま、彼らに沢山のいいことが起こりまくりますように(*´Д`*)

とりま、退院の日に美味しいものを贈ろうと思って夫にキンツバの発注をお願いしました。笑

退院はいつになるかな。

わかんないけどしばらくは子育てで大変かなぁ。

時間がある時またちょいちょい書くね。

おなかから赤ちゃんは出ていったけど、お腹は6.7ヶ月程度のふくらみからまだしぼむ気配はありません。笑

いつ戻るんや?誰もおらんのに!

また、なんやかんや産後のヒダチとかについて書くね。

それか入院中に余裕があったらまた書くかも。

今日まで夜勤を担当してくれたナースさん(ハシグチさん)は、めっちゃお産に当たりやすいんだって。その人が夜勤してると夜中に急患のお産始まりがちだとみんなが言っていた。

確かにこの2日間急患に次ぐ急患で手術室前のわたしもハシグチさんも夜は寝られていないからね。

今夜から違うナースさんになるんだけど、本当かどおかまた知らせるね。笑

(どーでもええわ)


はー。とにかく無事に生まれてよかった。

お医者さま、看護師さま、医療従事者の方々、本当に本当に、チビルほど感謝しています。ありがとう。

そしてなにより、日々気にかけてくれて無事を祈ってくれた、ここを読んでくださるみなさま、本当に本当にありがとう。ありがとうね。

これからもよろしくね。

サトコ・オブ・アカチャン・メッチャ・イイニオイ

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