LIVE DATE: 2018.06.16
SATOKO&MASUOドラムセミナー 「ドラムのレシピ」 vol.2開催決定
SATOKO&MASUOドラムセミナー
「ドラムのレシピ」 vol.2
supported by Rhythm & Drums magazine
第一線で活躍し、豊富な経験を持つSATOKOとMASUOが、バンド活動、サポートミュージシャン業に関する情報や、ロック、パンク、ジャズ、フュージョンなど、様々なジャンルに対応したテクニック、音作りを解説。
今回の「ドラムのレシピ」 vol.2 では事前アンケートの内容を元に、皆様の悩みをガシガシ解決していきます!
場所:音楽学校メーザーハウス 2F Rehearsal Studio
〒153-0044 東京都目黒区大橋1-6-13
出演:SATOKO&MASUO
日程:2018年6月16日(土) ※入れ替え有りの2部制になります。
「第1部」
OPEN 13:30 / START 14:00
自由席 ¥2,000
「第2部」
OPEN 17:30 / START 18:00
自由席 ¥2,000
チケット予約受付:
2018年3月25日(日)18:00 ~ 2018年6月15日(金)18:00
予約方法:
専用アドレス【dsrecipe@satoko-drum.com】宛に、件名「ドラムのレシピ」を記載し、
①お名前
②ご希望のイベント名(「第1部」、「第2部」、「両方」のいずれか)
③チケット枚数 (お一人様2枚まで。「両方」をお選びの方は各イベントの枚数)
④お電話番号
を明記の上ご送信下さい。
【dsrecipe@satoko-drum.com】よりメールを返信させて頂きました時点で受付完了となります。
ドメイン指定受信を設定されている場合に、メー ルが正しく届かないことがございます。ドメイン【dsrecipe@satoko-drum.com】を受信できるように設定をお願い致します。3日経過しても返信メールが届かない場合は受付が完了しておりませんので、上記のアドレスにお問い合わせ下さい。
※チケット予約はメール受付のみになります。
※6歳以上はチケットが必要になります。
※定員になり次第、受付終了とさせていただきます。
※当日は整理番号順でのご入場となります。
※予約の変更、キャンセルは受け付けておりません。 内容をご確認の上、お申込み下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
ご予約はこちらから→dsrecipe@satoko-drum.com
問い合わせ:
会場の詳細に関するお問い合わせは、
メーザーハウス TEL:03-3461-2145
または【dsrecipe@satoko-drum.com】まで。
SATOKOxMASUO「ドラムのレシピ」インタビュー
――”ドラムのレシピ”という、お二人のドラム・セミナーについてお聞きしたいと思いますが、そもそもどういった経緯でこのイベントを開催することになったんですか?
MASUO:きっかけは、2人で一緒に飲んでたときに何かやろうよって(笑)。
SATOKO:そうなんです(笑)。たまたまバッタリ会って。最近LINEやTwitterに、1分くらいでお菓子や料理を作れたり、髪をきれいに結べたりする動画がアップされているじゃないですか? ドラムでも同じようなことができないかなって、少し前から考えてはいたんですけど、そのためにはMASUO君の力が絶対に必要だ……と思っていると、ちょうど目の前に本人が現れたから(笑)、これは運命だなと思って声をかけました。
――SATOKOさんは以前、「技術はあるけど、それを生かしきれていないドラマーがたくさんいる」とおっしゃっていましたよね?
SATOKO:そうなんですよ!
MASUO:曖昧になっていることが多いのかもしれないね。知ってるようで知っていないというか、できてるんだけどできてないドラマーが多いというか。ドラム・テックとして現場に入ると、”ここをもう少し整理しないと合わないよ”って思うことがあるんですよ。例えば2ビートで言うと、腕の動きは合ってるのに、出音がしっかり鳴ってないとか。本当にちょっとしたことが原因なんですけど、だから余計にもったいないなって思います。
――つまり”ドラムのレシピ”というイベントでは、そういうちょっとしたことをお二人でアレンジしてあげるということですよね?
MASUO:そうですね。でもサトちゃん(SATOKO)はすごく簡単に言うんですよ。「料理みたいに1分くらいでパッとできない?」って。それだけじゃドラムは叩けないよ(笑)って思うんですけど、そこを何とかしてあげたいですね。
SATOKO:この前MASUO君が、「吹奏楽部の子達は80年代で時が止まってる」と言っていたけど、それは本当によくわかる。あの子達は、(吹奏楽が)クラシックでありビック・バンドであり、シンフォニック・バンドであるということのために、ドラムの最新情報を知らないんですよ。譜面も読めるし、”でき過ぎ”ってくらいにしっかりした基礎があるのに、その力を発揮できてないんです。それに音楽ってなぜか、「これどうやってるの?」って気軽に質問しづらいんですよね。だから今回は、そういう子達の手助けにもなるようなイベントにしたいと思っています。
MASUO:スネアを持って来てもらって、その場でチューニングしたりだとか、そういうやり方も面白いと思う。
SATOKO:そうだね。MASUO君が1台1台チューニングしていく、ジャムおじさんみたいなこともやってほしい(笑)。 MASUO:ずっと2人で叩いてるだけじゃ、うるさいからね。サトちゃんが叩いている間にチューニングしておくよ(笑)。でも本当にドラムって情報が少ない楽器だし、聞きたくても聞けないことが多いよね。それに聞いたら聞いたで、間違った情報を教えられることも多いと思う。だからイベントでは、しっかりと基準になるようなことを教えてあげたい。それに少しでも新しい情報を知ることで、よりドラムの面白さを見つけられるんじゃないかな。良い意味で(情報の)安売りというか、そこで勘違いでもいいから”俺もできるんだ”って思ってくれて、ドラム・チューナーを目指してくれるのもアリだと思う。実際はそんなに甘くないし、”できてもいないのに!”って叩かれるかもしれない。だけどこのイベントが、みんなが飛び出す何かのきっかけになってくれたらいいよね。
SATOKO:音楽って基本的には目と耳でしか情報を得られないけど、イベントだとみんなで空気を共有することができるからね。そういう環境でこそ、本物になることがあると思うし、とにかく肌で感じてほしいです。
――お二人とも音圧が強力ですもんね。
SATOKO:MASUO君なんて圧の塊ですよ。
MASUO:圧しかないんですけど(笑)。
――(笑)。第1回目のイベントの内容は”ロック”がテーマということですが、具体的にロックではどういったテクニックの生かし方が求められるのでしょうか?
MASUO:まあロックと言っても幅広いじゃないですか? 楽曲やギターの歪みとかにもよるんですけど、まずは出て欲しい帯域に対して音作りすること。あとは、そのドラマーのプレイに合わせたチューニングが大切になると思います。それに同じチューニングでも、ミュートした方が生きる人もいれば、逆にミュートしない方がいいっていう人もいる。テックとしてバンドに入ると、メンバー同士で音域を潰し合ってることがあるんですよ。例えば(音域が)8コースもあるのに、みんなが同じコースしか走らない、みたいな(笑)。パワー・メタルみたいなジャンルだと、同じ音域を全員でゆったり走るようなサウンド・メイクもあるんだけど、1人1人の線が細いんだったら、幅広く使わないと音圧は出ないですよね。
SATOKO:ドラムの音圧を出すためには、スティックとヘッドの接地面だったり、いろいろな要素があるけど、要は”速さ×強さ”だと思います。そこで瞬発力もパワーもなるべく使わないで永続的に叩くために、モーラーをはじめとするいろんな奏法やテクニックが存在するんだけど、実は何でモーラーが必要なのかを理解しないで使っている子も多いんですよね。
MASUO:今さらモーラーについて質問しづらいと思っているドラマーも、結構多いんじゃないかな?
SATOKO:そう。それにみんながみんな、同じプレイ・スタイルではないからね。私みたいに女のドラマーもいれば、MASUO君みたいに恵まれた体格のドラマーもいるわけで。
MASUO:アッ君(金子ノブアキ)みたいに、顔も良くて性格も良い人もいるしね(笑)。
SATOKO:スタイルも(笑)。だからイベントに来てくれたドラマーには、それぞれに適したアドバイスをしてあげたいですね。